2018年の夏休み読書感想文教室を終えて

9月に入って学校がスタート。
今年も夏休み中、子どもたちと読書感想文に取り組んだ。
 
読書感想文教室2018_

特別に宣伝をしているわけでもなく、
「さすがにもう声は掛からないかも」
と思っていました。
(決してやりたくないわけではないです)

ところが、夏休み直前にバタバタっとご連絡をいただき、
結局7クラスを担当することに。

2011年に始めて以来、今年で8年目。
初年度に教えた6年生の子なんて、
もうすぐ成人だというのだから恐れ入る。

* * *

長く続けていて気付くのが、
どんどん技術論から精神論になっていること。

始めた当初は「スイスイ書ける読書感想文教室」
なんて謳っていて、今では恥ずかしい。

スイスイ書ける子なんて本当に稀で、
みんな悩みながら頑張って書き上げる。
そのお手伝いが少しでもできれば。
という気持ちで今は取り組んでいる。

教室を通じ、子どもたちに伝えたいのは2つ。
*自分の言葉を大切にすること
*書くとは「伝える」ことであること

シンプルだけれど、とても大事だと思う。
もちろん大人にも同じことが言える。

書くとは客観的事実だけではなく、
自分の想いを伝える手段でもある。

いろいろすっ飛ばしてしまう今だからこそ
自分の言葉を大切にしてほしい。
書くことをないがしろにしないでほしい。

「きちんと書ける」ことは必ず役に立つ。
自分にとっても、誰かにとっても。

という気持ちを、僕なりに子どもたちに伝える―
つもりだけれど、伝わっているかなあ…

まあ実際はそんなに立派なものではなく、
感想文という難解な宿題を無事に書き上げる
そのお手伝いがちょっとでもできていたら。
今年も教室をやって良かった、と思うに十分です。

読書感想文教室2018_1

真剣に話を聞いてくれて、
一生懸命取り組んでくれた子どもたち。
ご依頼くださった保護者のみなさま。

今年も良い夏休みの思い出になりました。
どうもありがとうございました。

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この記事を書いた人

安藤信作(あんどうしんさく)|船橋生まれ、船橋育ちのカメラマンです。写真・動画・広告づくりを仕事にしています。愛用するNikonのカメラで撮った写真とともに、身近な話題を書いています。2024年から手持ち機材をすべてミラーレスにしました。

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