心の火種を絶やさないこと

大先輩にお会いした。
仕事について話し、お話を伺った。
その時に考えたことを綴りたい。

今から書くこと。
自分自身に向けたメッセージでもある。
気張らず「ふーん」とお読み頂けば有難い。

普段はふわふわ書いているけれど…
たまには真面目に。
(いや、いつも真面目です)

* * *

まず語らなければならないのは「夢」と「目標」について。
このニつは似て非なるもの。 

夢は具体性を持たない。
具体性を持った夢が目標。
僕はこのように定義している。

夢とはイメージである。
そこに具体性は無い。
漠としているからこそ、夢。

例えば小学生の頃の夢。
「パイロット」と書いていた。
そこに「どうやって実現するか」は無い。

目標は必ず実現のための計画を伴う。 
いつまでに、どうやって、どのように。
具体的なプランを実行する必要がある。

ちょっと理屈っぽいが、
これが今日の話の大前提になる。

* * * 

「やってみたい」と考えていることがある。 

・本を出す
・船橋で新聞を発行する 

今の段階では夢に過ぎない。
なぜならば具体的な計画が無い。
きっと小学生の方がよほど現実的な目標を語る。
(決して子どもを馬鹿にする訳では無いです)

しかしながら。
例えフワっとした「やりたい」でも、持ち続けるべきだと思う。
重要なことは「気持ちを持ち続けること」。

もし、あなたが「こんなことをしてみたい」と内に秘めていたとして。
今実現できなくても、それを持ち続けることが大切。
 
炎

「やってみたい」を「心の火種」と表現しておく。
例えくすぶっていたとして、火種があればいつか炎は燃え上がる。

諦めること、捨てることは火種を消すこと。
火は目に見えずとも、火種を大切にしよう。

冒頭の繰り返しだが、
これは自分に宛てたメッセージでもある。

僕が割とマメに文章を書く理由の一つは、「書くことから離れないようにする」ためだ。
それは備えであり、心の準備。

心の火種を消してはいけない。

* * *

とは言っても。
人のペースはそれぞれ。

早(速)いに越したことは無い。
しかし物事を為すのに遅いと言うことも無い。

七年前に地元(船橋)に戻ってきて以来。
様々な形で目標を実行に移す人たちを見てきた。

二十代、三十代、四十代。色々だけれど。
皆等しく、ご自分の立ち位置を確立している。
それぞれのタイミングで。

「タイミング」は人生の中で八番目くらいに大事かもしれない。
各々に各々のタイミングがある。

人と比べればキリが無い。
羨みは羨みしか生まない。
自分のペース、自分の立ち位置。
見失わないように。

「いつかやりたい」は悪いことでは無い。
心の火種を絶やさないこと。
後は具体性の問題。
今、何をすれば良いのか。

日々の仕事に忙殺されていたとして、それはそれで意味の有ることだと思う。
人に、組織に、必要とされている証拠。
注意すべきは漫然と日々を消費すること。

* * *

最も重要なのは「続ける」ことだ。
余程しっかりしていないと、人間はブレる。
けれどもブレたとしても、脱線しなければ良い。
走り続ければ、速かれ遅かれ目的地には辿り着ける。
止まらないことである。

走りながら考える。
見るもの(景色)が変われば、また違った考えが浮かぶ。
昨日と今日では、別の時間が流れている。

良くも悪くも、継続は嘘を付かない。
良い習慣も、悪しき習慣も、相応の結果を作る。
どんなにゆっくりでも、走り続けよう。

最後に一つ。
僕は自己啓発の類が苦手。
事実は行動のことを言う。

キッチンでコンロの火を見ていて「心の火種」なんてフレーズが思い浮かんだので…
今日の話の内容とリンクさせてみた次第です。

一日一日を大切に。
明日も頑張りましょう。
最近、朝が寒いですね。

 

 

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この記事を書いた人

安藤信作(あんどうしんさく)|船橋生まれ、船橋育ちのカメラマンです。写真・動画・広告づくりを仕事にしています。愛用するNikonのカメラで撮った写真とともに、身近な話題を書いています。2024年から手持ち機材をすべてミラーレスにしました。

コメント

コメント一覧 (4件)

  • 本の出版は、自分で企画書(売れるとか売る方法とか)を書ければ、どこの出版社にも持ち込めるよ。文章を書ける人は、出版社側は、山のようにいるので、欲しい人材は、企画書が書ける人。
    新聞は、仲間作りから。あるいは、そういう共同作業しているところでの経験。経験を積む時間がないなら、経験がある仲間が必要ということ。てっとり早いのは、政治。市議会議員に会って話しをうかがって、紹介するだけでも、多くの読者がつくから。
    結局は、企画力だよね。

  • 本の出版は、自分で企画書(売れるとか売る方法とか)を書ければ、どこの出版社にも持ち込めるよ。文章を書ける人は、出版社側は、山のようにいるので、欲しい人材は、企画書が書ける人。
    新聞は、仲間作りから。あるいは、そういう共同作業しているところでの経験。経験を積む時間がないなら、経験がある仲間が必要ということ。てっとり早いのは、政治。市議会議員に会って話しをうかがって、紹介するだけでも、多くの読者がつくから。
    結局は、企画力だよね。

  • >ワンさん
    有難うございます。
    僕も出版社に務めていた頃、結局は企画力だなと思いました。
    書く力はまた別のところかと思います。
    一人では成し得ないのも仰る通りですね。
    焦らずに、目標の達成に向けて歩みを進めたいと思います。

  • >ワンさん
    有難うございます。
    僕も出版社に務めていた頃、結局は企画力だなと思いました。
    書く力はまた別のところかと思います。
    一人では成し得ないのも仰る通りですね。
    焦らずに、目標の達成に向けて歩みを進めたいと思います。

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