天沼公園で出会ったカラスの子ども

出かけた帰り道。
近所の天沼公園でひとやすみ。 

ん?何だろう。
公園の管理人さんが早口で電話している。
かなり慌てている様子。 

「落ちちゃって…」
「親が…威嚇して来て…」

断片的にしか聴こえてこない。
しかし大変な状況の様子。
どうしたんだろうと思い、訊いてみた。 

「カラスの子がね、落ちちゃったんだよ。助けようとしても親が見張っててね。危ないんだ」 

公園内の一画に赤いコーンがぐるりと置かれ、立入禁止になっている。 
間違って子どもがカラスの子に近づいてしまっては確かに危険。
木の上では親カラスがひっきりなしに鳴いている。

天沼公園で出会ったカラスの子ども-1

巣から落ちてしまったカラスの子。
可哀想だと思いながら、刺激しないよう遠~く離れて撮る。
結構な大きさだけれど、確かにやや小柄でクチバシも小さい。
毛も生えそろっていない感じ。

天沼公園で出会ったカラスの子ども-2

不安なのか、辺りをキョロキョロ見回している。
この後、専門家によって無事に親元へ帰されたことと思う。
(先の管理人さんが応援要請をしていた)

僕はカラスが怖い。
クチバシは大きくて鋭い。
ゴミだって散らかしてしまう。

でもカラスの子どものあどけない表情を見ると、憎めない。
カラスにはカラスの事情があるのだと思ってしまう。
大変なところを撮ってしまってごめんよ。



 

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この記事を書いた人

安藤信作(あんどうしんさく)|船橋生まれ、船橋育ちのカメラマンです。写真・動画・広告づくりを仕事にしています。愛用するNikonのカメラで撮った写真とともに、身近な話題を書いています。2024年から手持ち機材をすべてミラーレスにしました。

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