1年ぶりに映画を観に行った。
去年の『アナと雪の女王』以来の映画鑑賞。
どうも誘われでもしないと映画には行かない。
決して嫌いではないけれど、なんとなく億劫で。
家でのんびりDVDを観るほうが楽だなぁと。
でも、たまには映画館も良いな。
なーんて行けば行ったで思うわけで。
今回観たのは『ストックホルムでワルツを』。
スウェーデンの作品。
これは実在したスウェーデンのジャズシンガー、モニカ・ゼタールンドの話。
栄光と苦悩。仕事と子育て。
スウェーデンの地方から世界を目指すシングルマザーのヒューマンドラマ。
* * *
というわけで、やって来ましたシネマート六本木。
都内では2箇所しか上映していないため、ここまで来た次第。
にぎやかなシネコンともまた違う小さな映画館の雰囲気。
「男性は1,100円です」
えらく安いなと思った。
月曜日は「メンズデー」らしい。
知らずに来てラッキーな気分。
単純な自分。
今日観る作品のポスター。
小さな丸テーブルでビールをすすりながら上映開始を待つ。
映画館で飲むビールはまた旨い。
(メンズデー割引の分はここで消えた)
十分前になり、スクリーンの前へ。
劇場はとても小さい。
船橋のヨーカドーの中に昔あった映画館くらいの大きさ。
(懐かしいな)
112分。
実際はもっと長く感じた。
なかなか考えさせられる内容だった。
人生いろいろ。ヴォーカリストもいろいろ。
華やかの舞台の影には様々なものが潜む。
などと書くと暗い映画のように感じてしまわれるかもしれない。
作中で演奏される明るいのジャズの数々。
60年代当時の街並みと文化。
伝記的映画としても面白かった。
ただ、「ざらっとした後味」が残った。
シングルマザー、ジャズシンガーというテーマがそうさせたのかもしれない。
(写真は映画の公式サイトより)
おじいちゃん役(主人公の父)で出ていたシェル・ベリィクヴィストの演技が良かった。
味があり、言っていることにいちいち「うんうん」と思ってしまう。
…
次の週末はツタヤにDVDを借りに行ってみようかな。
「DVDが出たら借りて観よう」と思っていた映画、結構溜まっている。
(作品の名前すら忘れていたりするのだが)
コタツでお酒を飲みながらの映画鑑賞も楽しい。
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