鎌ケ谷に「喫茶 晴レル」がオープン|民家をDIY→アンティークと古道具でレトロなカフェに

千葉県鎌ケ谷市に新しいカフェができました。
喫茶 晴レル」という名前です。

民家の一階をみんなでDIYして、大正ロマンを感じるようなレトロ&クラシックな空間を作ったそうです。工事の過程では、たくさんの方にお手伝いいただきました。

オープンは2025年8月15日。
私もさっそく行ってきました。
現地で見聞きしたことを元に、喫茶をご紹介します。

アンティークと古道具で独特の雰囲気に

机や椅子、カウンターや棚は全国から集められたアンティークや古道具です。新店とは思えない落ち着いた雰囲気は、味わいのある什器によるところが大きいと感じます。

日本のものだけではなく、イギリスやフランス製のアンティークも置かれています。上品でクラシックな雰囲気が出ていますね。

左手前にあるのはオーナーさんのお母様が愛用されていた足踏みミシンです。もとのお家にあった大切なものを生かしてお店づくりをしています。

器の多くが作家さんの手作りによる1点ものです。なかには、特別に作っていただいたカップもあるのだとか。こだわりがすごいですね。

「童謡」にふれる場としての役割

喫茶 晴レルは「童謡文化を伝える場でありたい」という願いを込めて作られました。

これは、立ち上げスタッフの一人のお母様の遺志を継いでのものです。オペラ歌手だったお母様は、仕事のかたわら数十年にわたり日本の古き良き「童謡」を伝え広める活動をされていました。

お母様の取り組みを形として残す・続けていく場として、喫茶が作られたというのも一つの側面です。だから、お店のあちこちに童謡にまつわる本や、レトロで可愛い資料が飾られているのです。

なかには国立図書館クラスの貴重な本や資料も多くあります。それでいて、どれも基本的に自由に手にとって読んだり見ることができます。

童謡の世界にふれ、大人も子どもも一緒に童心にかえれるような場であってほしい―


という想いが、このお店の根本にあるそうです。古い本や資料がアンティークと絶妙にマッチしており、ここにしかない独特の空間を生み出している点も見逃せません。

オリジナルブレンド「童謡珈琲」

お店の看板メニューのひとつが珈琲です。
童謡をイメージして豆をブレンドした、世界でここだけの「童謡珈琲」を提供しています。

千葉県成田市にあるルートマップ コーヒーロースターズさんにご協力いただき、試行錯誤を重ねたうえで生まれたブレンドです。童謡珈琲にはこんなコンセプトがあります↓

想いは離れていても届く
[人は]孤独のようでいて、誰かの愛情(ぬくもり)で包まれている
※[]内は安藤補足


良いですね。素敵です。
そう思いながら僕も生きたい。

オーダーを受けてから豆を挽くため、常に新鮮。

バリスタが、一杯ずつハンドドリップで淹れてくれます。イケメンです。

自然素材にこだわった、美味しくて可愛いフード&スイーツ

ランチの提供は2025年9月開始予定です。現在はドリンクとスイーツを注文することができます。

「虹色ゼリーポンチ」は僕もお気に入りのメニュー。爽やかなレモンスカッシュのなかで、色とりどりのゼリーが泳いでいます。カラフルで可愛くて、写真を撮りたくなりますよね。

ゼリーポンチに限らず、色付けには天然の色素が使われています。ほかにもてんさい糖やハチミツで甘さを出したり、ジャムやソースも果物からこしらえたり……。自然で優しい味にこだわっているそうです。子どもと一緒でも安心して食べられますね。

無農薬の赤しそジュース。

コーヒーゼリーサンデーには、これまた手作りのクッキーが付いています。クリームではなくバニラアイスのせなのが個人的に高評価です。

ランチ営業が楽しみです!


以上、鎌ケ谷の喫茶 晴レルのご紹介でした。お店の雰囲気がわかるように動画を作ったので、良かったらこちらも見てみてください。店舗情報もあわせて記載します。

喫茶 晴レル
  • 住所=鎌ケ谷市道野辺本町1-4-12
  • 営業=金・土 11:00〜18:00
  • 交通=東武アーバンパークライン 鎌ヶ谷駅 徒歩4分
  • お車の方はお近くのコインパーキングをお使いください
  • Instagram @kissa_hareru
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この記事を書いた人

安藤信作(あんどうしんさく)|船橋生まれ、船橋育ちのカメラマンです。写真・動画・広告づくりを仕事にしています。愛用するNikonのカメラで撮った写真とともに、身近な話題を書いています。2024年から手持ち機材をすべてミラーレスにしました。

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