新秋刀魚と日本酒

変な天気が続く。
土砂降りになったと思えば、
急に青空が広がったり。
まあ、それが夏なのかな。

お祭りを見て、花火を眺め。
もう十分に夏を楽しんだ気がする。

夏は短い。
この前梅雨明けしたばかりなのに、
もう朝晩には秋の気配を感じる。

「秋きぬと 目にはさやかに 見えねども 風の音にぞ 驚かれぬる」
『古今和歌集』で詠まれた、この歌が僕は好きだ。
“秋の訪れが目ではっきり見えたわけじゃないんだけど、風がなんだか秋っぽいなあ”
平安でも平成でも変わらない、そんな感覚。

8月も下旬になれば、
秋の食材が出回るようになる。

秋刀魚(さんま)もその一つ。
僕は、刺身で食べるのが一番好きだ。

家でさばくのは面倒なので、
近所の楽膳さん(船橋市本町1-15-8)で毎年いただく。
ここの秋刀魚のお造りは、とても美しい。 
楽膳|新秋刀魚の刺身2016

「まだまだ小さいよ。あと10日くらいすればもっと良いんだけどね」

店主の荻野さんが言う。
正直なところが、このお店の良いところ。

最近、日本酒に興味を持っている。
「あれば飲むけど、進んでは頼まない」
そんな感じだった日本酒ではあるが、
なんだかおいしい日本酒を飲みたいと、この頃は思う。

和食と日本酒。
洋食やフレンチとSAKE。
自分は「ペアリング」って柄じゃないけど、奥深そう。

あっ、さっそくサンマ食べました。
というお話でした。

 

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この記事を書いた人

安藤信作(あんどうしんさく)|船橋生まれ、船橋育ちのカメラマンです。写真・動画・広告づくりを仕事にしています。愛用するNikonのカメラで撮った写真とともに、身近な話題を書いています。2024年から手持ち機材をすべてミラーレスにしました。

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