船橋の北端で有機・無農薬の野菜づくりに取り組んで8年、山田農場さん。
農場と、農場に集まる地域の人たちの一年を追うシリーズ「山田農場の一年」。 二月の記事です。
今回は「ネギの会」。
掘って、焼いて、食べて。
旬のネギを楽しみ尽くす、畑ならではの企画。
ネギ大好き。
色々な料理のアクセントになる、名脇役。
ただし、今日はネギが主役。
ネギっていいねと、誰かが言ったから。
2月21日はネギの記念日。
さてさて、いってみましょう。
まずはネギを掘ります。
いつものメイン農場から車で5分。
山田さんのネギ畑にやって来た。
見た目はどれも同じだが、何種類も植わっている。
ずらっと並んだ参加の皆さん。 説明を聴きつつ、ネギ掘りヨーイドンのスタンバイ。
大人一人で来る方もいるけれど、親子連れが多い(満員だった)。
よーし、じゃあネギを抜こう。
みんなでゾロゾロ畑に入る。
大人でも結構、力が必要。
特に一株に何本もネギができる種類は手強い。
お父さんと力を合わせて。
よいしょっ!
子供たちも楽しそうだ。
ネギが抜けた時の表情、すごくいい。
沢山撮ったのに、載せきれないのが残念。
どっさり収穫したネギを軽トラに。
さあさあ、農場に帰ってネギパーティだ。
ビニールハウスが畑のレストランに!
山田農場には大きなビニールハウスがある。
これはクラウドファンディングで作られたもの。
スタッフさんの事務所であり、地域の人の居間であり、ある時は食堂にもなる。
綺麗に並べられたテーブル。
これは畑のレストランだ。
と、一人で納得。
ネギづくしの料理は山田農場エンジェルス(女性スタッフ)の皆さんの手作り。
炒めもの、鴨鍋、スープ、ドレッシング、デザートに至るまで全てネギが使われている。
もちろん野菜はオール山田農場メイド。
外では先ほど掘ったネギが焼かれている。
焼いて味噌を漬けただけで旨い。
甘くて、とろとろ。
メインの窯焼きピッツァ、いきます。
農場主の山田さん。
畑に窯(かま)まで作ってしまったそう。
材料買ってきて…DIYだ。
山田さんお手製のピザ窯。
畑のピザ屋にようこそ。
ピザ生地は温かな「踏み込み温床」(自然の発酵熱を利用した苗床)で発酵させる。
※温床についての詳細は山田農場の一年・一月の記事をご覧ください。
スタッフ・みどり先生のピザ作り教室。
そうそう、男性も料理が好きで損はないぞ。
と、心の中で応援してみる。
火もいい感じ。
あとは焼くだけ。
ピザを取り出す山田さん。
なんだかとても嬉しそう。
大好きな一枚(ピザではなく写真)。
いくら食べても、また食べちゃう。
ビールを飲んでる方もいて、いいなぁと。
次こそはバスで来ようといつも思う。
美味しかったよね。
畑のネギのフルコース。
ごちそうさまでした。
この一枚を見て思う。
のどかで自由だなぁ。
この光景を見て思った。
子どもだけではなく、大人も。
のんびり好き好き過ごしている。
子どもは猫を追いかけ、大人はおしゃべりをし、ネギを焼くスタッフさんがいて、山田さんはピザの本場イタリアのロゴが入った服を着ている。自由だ。こんな畑はなかなか無い。
…
お腹に、心に、子供たちに収穫を。
山田農場さんでは、親子で気軽に参加できるイベントが月1ペースで開催中。
情報はFacebookページ(登録者でなくても閲覧可)またはwebサイトでチェックください。
当シリーズも次でいよいよ最終回。
そろそろ一年間の記録をひとまとめにする方法、決めなきゃ。
(3月へつづく)
【追記】
その他の写真含め、スライドショーにまとめてみました。
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