北茨城旅行3/3|詩人 野口雨情氏の故郷を訪ねて

北茨城旅行の記録も最終回です。
紅葉をゆっくり眺めあんこうをたらふく食べた翌日は磯原町へ向かいました。

磯原町は詩人・野口雨情(うじょう)氏の生まれ故郷です。「野口雨情って誰?」と思うかもしれません。でも、雨情さんの詩を目や耳にしたことのない人はいないはずです。

夕方になると子どもの帰宅を促すチャイムが流れますよね。大体「かーらーすー、なぜ鳴くの」です。これは野口雨情さん作詞の『七つの子』です。

ほかに『しゃぼん玉(飛んだ)』や『赤い靴(履いてた女の子)など、誰しもが耳にしたことのある曲・童謡の作詞を手掛けていた方です。

なぜ雨情さんの故郷を訪ねたのか?

パートナーが童謡をモチーフにしたお菓子を手掛けているからです。野口雨情さんが作詞された童謡を中心に、歌をテーマにしたお菓子を色々と手作りしています。

お菓子を作る上で、雨情さんのことより深く知ることが不可欠なのだと話していました。そうして氏の故郷である北茨城市磯原町へ向かったわけです。

最初に訪問したのは野口雨情記念館です。
上写真の像の脇を通ると、名曲「しゃぼん玉」が流れ、本物のしゃぼん玉が吹き出してきます。すごく凝っています。

中には貴重な資料がずらりと展示され、ゆっくりと見学しました。童謡はただの子ども向けの音楽ではなく、豊かで優しい心を持った人間形成を目的に作られたことを学びました。

↑雨情さんの像です。

さらに記念館から徒歩5分の野口雨情さんの生家へ。
雨情さんの生まれ育った家が、当時のまま残されています。写真は撮りませんでしたが、まさに明治・大正のお屋敷でした。

そこで雨情さんの孫である野口不二子さんにお会いしました。パートナーは以前から面識があり、話がめちゃくちゃ盛り上がっていました。

「船橋で童謡文化を伝えるイベントを開こう!」なんて話も出ていたようです。実現した折には、また僕からも何らかの形でその様子をお伝えできると思います。


1泊2日でなるべくスケジュールは詰め込まないようにしたのですが……食べる量と情報量が多くなかなかに疲れました。でも、3年ぶりの旅行はとても楽しかったです。

普段地元でばかり過ごしているので、たまにはこうして遠出もいいですね。とても刺激になった北茨城の旅でした。

今年もあと1カ月を切りましたね。
風邪やインフルエンザに気を付けて、元気に年末年始を迎えられるようにしましょう!

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この記事を書いた人

安藤信作(あんどうしんさく)|船橋生まれ、船橋育ちのカメラマンです。写真・動画・広告づくりを仕事にしています。愛用するNikonのカメラで撮った写真とともに、身近な話題を書いています。2024年から手持ち機材をすべてミラーレスにしました。

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